薬膳的養生法

薬膳的養生法⑲春の不調

こんにちは。すっかりお久しぶりになってしまいました。

西荻窪の女性鍼灸師、藤田倫子です。

東京、桜が咲きましたね。

あおば整骨院の前の公園の大きな桜の木もこんな感じに!

 

東洋医学で、春は「万物が生まれる」季節と言います。

植物は芽吹き、動物は冬眠から目覚め、むくむくと活動を始めます。

では、私たち人間は・・・?

人間も同じです。動物です。

同じように、春は身体がのびのびと活発に動きだします。

でもその変化に伴って、不調が多いのも春の特徴です。

 

■春に多い身体の不調■

風邪、頭痛、のぼせ、耳鳴り、吹き出物、口唇ヘルペス、イライラ、鼻血、くしゃみ、鼻水、皮膚のトラブル、ひどい肩こり、眠気・・・などなど

 

あれ?何か気づくことはありませんか?

そうなんです。これらの不調の多くが、身体の上の方(上半身)に起きていますね。

春の陽気は、身体の中でも上へ上へ上りやすいのです。

暖かくなったからと言って、いきなり薄着にしたり、足元をスースーさせたりすると、とたんにこれらの不調に見舞われます。

おしゃれは季節を先取り、というからちょっと大変なんですけれど・・

 

春はこんな感じでいかがでしょうか?

■春の養生ポイント■

・おしゃれを意識しつつも、いきなり薄着にしない。とくに、足元は温めて。

(冬のムートンブーツから突然にパンプス・ストッキングになった足元は寒くてびっくり。陽気(熱)が上に上がりやすくなり、上半身の不調を起こします)

・そして首元には一枚ショールを。

(春の強い風は、首元からひゅっと身体に入り、「風」の「邪気」=「風邪」となって悪さをします)

・芽吹きの季節を意識して、のびのびとゆっくり動く。

(春にせかせかすると、体調を崩しやすいので、スケジュールはゆったりめにしましょう)

 

こうして春に身体を大切にすることで、次の季節(梅雨)も元気に過ごせるんですよ(^^♪

 

 

 

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