薬膳的養生法

薬膳的養生法⑫半身浴

こんにちは。

西荻窪の女性鍼灸師の藤田倫子です。

前回は「冷え」のお話しで、「頭寒足熱」が大事だとお伝えしました。

どうして昔から「頭寒足熱」が体にとって良い、と言われているのでしょうか?

 

もともと、熱は上へ上へ上がっていく性質があります。(暖房の空気は上に溜まりますよね)

体も同じで、普通にしていると、頭の方に熱が登っていき、のぼせやすくなります。

おまけに、熱をたくさん必要とする内臓は体の上の方に集まっているので、どうしても上半身の方が温まりやすい仕組みになっています。

 

こうなると足は冷える、ことが多いです。

 

そこで、積極的に、「下を温め、上を冷やす」=「頭寒足熱」をこころがけることで、体の熱バランスが整い、冷えからくる色々な不調が改善していく、というわけです。

 

な~るほど☺

前置きが長くなりましたが、「頭寒足熱」の代表選手は、「①半身浴」

 

★かんたん半身浴のポイント★

・お湯の温度は38度くらい

・みぞおちから下を温める

・できれば顔からじわっと汗が出るまで、20分くらい浸かる(私は好きな本を持ち込んでます)

 

毎日できなくても、余裕のある時には、ぜひ「半身浴」を試してみてください。

 

肩まで浸かるとのぼせてしまう人も、半身浴なら大丈夫!

もし、肩が寒い時には、最初だけ肩まで浸かり、途中から半身浴に切り替えても。

とにかく、下半身の方を多めに温めるのが1番のポイントです。

 

そして、お風呂上りは、足元を冷やさないように、そのままお布団へGOできたら最高です。

(私はお風呂上りに、すぐ靴下をはいています)

 

きっと、きっと体が芯からほかほかになりますよ~~(体の冷えよ、さようなら~!)

半身浴は、この上なく幸せな気持ちになる、極上の養生法じゃないかと、私は思っています。(大げさですが(*^^)v)

 

次回は頭寒足熱の「②衣服の工夫」をお伝えしまーす。

 

 

 

 

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