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薬膳的養生法
11.282018
薬膳的養生法⑫半身浴
こんにちは。
西荻窪の女性鍼灸師の藤田倫子です。
前回は「冷え」のお話しで、「頭寒足熱」が大事だとお伝えしました。
どうして昔から「頭寒足熱」が体にとって良い、と言われているのでしょうか?
もともと、熱は上へ上へ上がっていく性質があります。(暖房の空気は上に溜まりますよね)
体も同じで、普通にしていると、頭の方に熱が登っていき、のぼせやすくなります。
おまけに、熱をたくさん必要とする内臓は体の上の方に集まっているので、どうしても上半身の方が温まりやすい仕組みになっています。
こうなると足は冷える、ことが多いです。
そこで、積極的に、「下を温め、上を冷やす」=「頭寒足熱」をこころがけることで、体の熱バランスが整い、冷えからくる色々な不調が改善していく、というわけです。
な~るほど☺
前置きが長くなりましたが、「頭寒足熱」の代表選手は、「①半身浴」
★かんたん半身浴のポイント★
・お湯の温度は38度くらい
・みぞおちから下を温める
・できれば顔からじわっと汗が出るまで、20分くらい浸かる(私は好きな本を持ち込んでます)
毎日できなくても、余裕のある時には、ぜひ「半身浴」を試してみてください。
肩まで浸かるとのぼせてしまう人も、半身浴なら大丈夫!
もし、肩が寒い時には、最初だけ肩まで浸かり、途中から半身浴に切り替えても。
とにかく、下半身の方を多めに温めるのが1番のポイントです。
そして、お風呂上りは、足元を冷やさないように、そのままお布団へGOできたら最高です。
(私はお風呂上りに、すぐ靴下をはいています)
きっと、きっと体が芯からほかほかになりますよ~~(体の冷えよ、さようなら~!)
半身浴は、この上なく幸せな気持ちになる、極上の養生法じゃないかと、私は思っています。(大げさですが(*^^)v)
次回は頭寒足熱の「②衣服の工夫」をお伝えしまーす。
