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薬膳的養生法
11.162018
薬膳的養生法⑪体の冷え
こんにちは。
西荻窪の女性鍼灸師の藤田倫子です。
前回、体を温める食べ物のお話をさせていただきました。
しかし、そもそも自分の体って冷えているのかなぁ~
と思ったりしませんか?
(冷えてるけど・・・たしかに手足は冷たいけど・・・冬だし、寒いし、このくらいは普通かも・・・?)
それでは、「冷え」が体の中にあるかどうかのチェックをしてみましょうーーー!
・上半身より下半身が冷えている
・頭や顔がのぼせることがある
・イライラしたり鬱々とすることが多い
・下記にあてはまる症状を持っている
肩こり、頭痛、腰痛、めまい、目の疲れ、手足のほてり、不眠、月経痛、むくみ、胃腸の不調
これらは全て、冷えと関係のある症状です。
東洋医学で「冷え」は、ただ単に冷えているだけではなく、体のどこかに熱がたまっていたり、全身にうまく熱が伝わっていなかったり、そもそも全身の熱量が足りなかったりして起こる、「まんべんなくちょうど良く、全身に熱が行き渡らない状態」を言います。
だから、一見冷えてないように見えても、体の奥に冷えがたまり体の表面は熱くなっている、なんてこともあります。
冷えは病気ではありませんが、長く続くと、血や気のめぐりが悪くなり、、体に必要なものが入らず、不要なものは出ていかなくなり、心身に不調を感じるようになります。
そこで、「冷え」を溜めないように私がいつも心掛けているのは、どんな時でも一年中、「頭寒足熱」です。
下半身より上半身を温めすぎないように気を付けているんですよ~(^^)/
具体的には・・・
・お風呂で半身浴をする。
・衣服は下半身の重ね着をする(上半身よりも、という意味)。
・食事は体を冷やすものを食べ過ぎないで腹八分目をこころがける。
次回は、半身浴・衣服・食事それぞれについて、詳しくお話ししまーす(^_-)-☆
