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薬膳的養生法
11.12017
歪んだ背骨に合わせるオーダーメイド枕って…
こんにちは!今日もブログを読んで頂きありがとうございます!
相変わらず、絶賛筆無精中の当ブログを、今後もお願いします(笑)
さて今日は、わりと良く話題に挙がる「枕」のお話です
オーダーメイドの枕というものが世に出始めて、それなりの月日が経ちました
街中で、「枕作ります」という看板をみたりする機会も増えています
そんな中、日々患者さんの姿勢を矯正している身として考えたことを書いていきます。
まず、「枕が合わない」というのはどういう事なのか
これは、姿勢の歪みや筋肉の緊張・癒着・硬縮(要は硬さ)が原因で
寝た時に、筋肉などが引っ張られてリラックス出来ていない状態です。
枕が合わないと訴える患者さんは、まず例外なく首の動きが悪くなっています。
立っている状態と寝ている状態では、頭と体の位置関係が変わるため
首の動きに余裕がないと、筋肉などが引っ張られて違和感を感じるのです。
例えば猫背などで背中が丸くなっている方は、立っている時に頭が前に突っ込む形になっているので
寝た時には頭が後ろに下がったり、浮き上がった肩が重力で下に引っ張られたりします。
オーダーメイド枕は、この寝ている時の変化をサポートして、寝ている時でも
立っている時に近い、負担の少ない体勢に出来るように作るもの、だと認識しています。
さて、これだけを考えると
「寝ている時に楽な体勢になるなら、良いんじゃないの?」となるかと思います。
でも、そこにこんな話を持ってくるとどうでしょう
「不良姿勢は悪化する」「枕はへたる」
猫背などの前傾姿勢は、筋肉に常に負荷がかかるため、ケアしないと徐々に悪化していきます。
枕は当然、重さを支え続けるので、しばらく使えばヘタって低くなってきます。
これらの条件が満たされた時に
「最初は良かったけど、最近また痛くなってきた」となるのではないでしょうか。
どうしますか…またその時の状態に合わせて作り直しますか?
このループを抜け出す方法は単純です。
「悪い状態に枕を合わせる」のではなく
「枕に合わせられるように背骨の柔軟性を回復させる」にするのです。
枕が合わない状態まで来ている人は、首だけではなく
骨盤のズレや腕の疲労、肋骨の動きにくさなど、色々な硬さを併せている場合がほとんどなので
姿勢の矯正をやってくれる治療院を選びましょう。
もし西荻窪をご利用になれる場合は、遠慮無くご相談ください。
今日は結構長文になってしまいました(汗)
本日も読んで頂き、ありがとうございます!