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薬膳的養生法
10.152018
交通事故、労災を使うという選択肢

おはようございます
こちらのカテゴリーでは、一部の皆様を悩ませる
交通事故の正しい対応知識を提供させて頂いております
〇労災を使うという選択肢
交通事故に遭った際、通常使われるのは
任意保険や自賠責保険です。
特に加害者側が任意保険に加入している場合は
保険会社がやりくりして治療費や慰謝料、物損などの補償をしてくれます。
ただ、希望をすれば治療費に労災を使うことも出来るのです
〇労災を使うメリット
労災を使うには、勤務先の担当者に申し出て書類を数点揃えます。
保険会社に丸投げするよりちょっとだけ手間がかかるのですが
勿論、それだけのメリットがあります。
具体的になメリット、
それは治療が長期間受けやすい
という事です
〇一般的な治療期間
交通事故の治療期間というものは基本的に決まっていません。
事故による損害は、基本的に保障されるべきと法律で決まっているからです
ただ、治療がダラダラと長引くのを防ぐために
保険会社さんはある程度の目安となる期限をもっています
骨折など画像での明らかな所見をみられない、
ムチウチや打撲、筋挫傷などは1~3か月で終わらせたいなぁという感じです
〇保険会社さんの事情
目安となる期間を過ぎると、担当者さんから治療の終了を進められます
ひどい所だと、期限が来たからと勝手に打ち切ってしまう担当者さんもいます。
理由は簡単。治療が長引けば、保険会社の支払いが増えるからです
〇治療が長引きそう、と思ったら労災を検討
そこで出てくるのが労災の利用です。
労災に治療費を負担してもらうことにより、保険会社は出費が減ります
特に、負傷か所が多い場合、骨折などリハビリが長期に及ぶものなどは
担当者さんとのやり取りも減り、治療期間中のストレス軽減になります。
保険会社さんにもメリットがあるので、申し出ると多少手伝ってくれる場合もあるそうです。
〇後遺症を考えるなら労災の方がおすすめ
ムチウチによる痺れ、骨折による可動域の減少や変形など
交通事故のケガには治療期間を終えても症状を残すものがあります
後遺症に関する話は別項で書きますが、
後遺症は申請を出し、審査を受け、認定を受けないと支払われません
審査の際、治療期間が6か月に満たないと認定を受けにくくなりますので
労災を使い治療期間を確保することも選択肢として有効です。
もし他にも、交通事故に関する治療でお困りのことがあれば
こちらのHP特設ページもご利用くださいhttp://aoba-nisiogi.com/ko2jiko.html
